キッチンリフォームのコツは暮らしを見つめること

・キッチンが変われば料理の腕もワンランクアップ!


「夫が毎日家で食事をするようになった」「子供がおかわりするようになった」「友人を招いてパーティーをする機会が増えた」。

キッチンをリフォームしただけでこんなうれしい声が続々と聞こえてきます。

現在使っているキッチンは「使い勝手が悪い」「設備の老朽化」「こんな機能があればいいなあ」「収納を増やしたい」などと、キッチンのここを変えたいと思っている人は実は数多くいます。

ですが、キッチンをリフォームすることは“清水の舞台から飛び降りるような思い切った行動”と考えている人が意外と多いようです。実はキッチンのリフォームは意外と簡単にできます。標準タイプなら約20万でリフォーム可能ですよ。

キッチンの配置を変えただけで印象・使い勝手が抜群にと変わることがあります。

最近の傾向としては、キッチンは単に料理を作る場所からインテリアの一部と考える人も増えていますので、今回はキッチンの種類をはじめ、水回りの移動など、キッチンリフォームのコツをお教えします。

 

・キッチンレイアウトの基礎知識


キッチンのスタイルは大きく分けて「オープン型」「セミオープン」「独立型」の3種類があります。

オープン型はキッチンとLD(リビングダイニング)に連続性を持たせたスタイル。オープン型を分けると、壁付き型と対面式の二つがあります。

メリットは「家族と話しながら料理ができる」「子供に目が届けやすい」「空間が広々と使用できる」などの利点があります。

注意点ですが、LDに調理の臭いや油煙が広がりやすいことがります。そのため排気能力が優れたレンジフードを選択することをおすすめします。

セミオープン型は、キッチン上部に吊り戸棚があり、クローズキッチンとオープンキッチン両方のメリットを併せ持つタイプ。キッチン内のプライバシーを確保し、さらに家族とのコミュニケーションも大事にしたいという方に人気です。

最後に独立型ですが、キッチンと部屋を壁で完全に仕切るスタイルです。臭いや油煙、調理中の音をLDに広がりにくくしたい、キッチンに目隠ししたいという場合に最適です。

ただし、料理を運んだり、下げたりする際のLDとの動線を一考する必要があります。

 

・水回りの位置を変えるには配水管の移動がポイント


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キッチンのリフォームを行う際は、水回りを移動することもあるでしょう。

その時に問題になるのが「排水」です。現在使用のキッチンから少しの距離の移動ならば既存の排水路が活かせますが、今とは全く別の場所に移す場合、配水管の場所が問題になります。

大きく移動すると屋外の汚水や雑排水桝の位置を変更する必要があることもあります。

戸建・マンション共に、給湯器に対してキッチンや浴室などとの距離が長くなるほどお湯がでるまでに時間がかかります(節水には適しません)。

古い建物では鉄管で施工している場合が多いので、赤サビが出るなど配管が劣化していることもあります。

築20~30年経過すると、キッチンをはじめとする水回りは予想以上に劣化が進んでいることもあります。建物内部にまで水が浸透していることもあり、構造部も傷めていることも少なくありません。

水回りのリフォームをする際には、給水、給湯管・排気ダクト(マンションでは専有部分にあります)を交換すると安心です。

 

・居心地の良いキッチンには家族が集まります。


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料理もしやすく、皿洗い・掃除もしやすいキッチンは、広いワークトップ(カウンター)の確保がポイントです。

現在使用中のキッチンのワークトップを測り、どのくらい広ければよいか確認しましょう。

間取りの関係で広いワークトップが無理な場合はシンク前の壁に浅い棚をつけたり、出窓をつけたり、サブカウンターになるワゴンをワークトップ下に置く方法もあります。

キッチンの高さですが、一番使いやすい高さは普通に立った状態で、水平に手を伸ばして届く範囲。この位置に使用頻度の高いキッチンツールや調味料をしまっておくと便利です。

便利なキッチン設備を装備したり、収納力のアップなど家事効率を上げるのがリフォームの醍醐味ですが、ぜひ頭に入れて欲しい点が『居心地』です。

1日の中で長い時間を過ごすのがキッチン。長時間いても苦にならない居心地にもぜひこだわってください。

 

 

時代が変わり、生活が多様化・複雑化する中で、今改めて見直されているマイホームの在り方。

リフォーム業者に求められることは、お客様の要望をただ行うのではなく、お客様のリフォームニーズに応じてプロならではのアイデアを提案することだと考えます。

灯台もと暗しではありませんが、住む人はどんな空間が心地よいのか分からないことが多いです。

お客様との何気ない会話・雑談の中からリフォームのヒントが見つかることがあります。リフォームのヒントはお客様との関係が深くなればなるほど、見つけやすくなります。

キッチンリフォームをお考えの皆様へ、「費用がない」「どこから手をつけたらよいのか分からない」など、施工業者や建築デザイン会社に気軽に訊いてみましょう。

”見積もり”と堅苦しく考えずに、どんどん質問して納得することが大切ですよ。